ユニバースのリバース

こんにちは。
今日は冬至、射手座の終わりと山羊座の始まり。
山羊座は、パーンの祭神たるタロットの悪魔の加護も受けており、またローマ神話の双子の神、ヤヌスの守護も受けています。
終わりと始まりを見ている。

終わりと始まりというとタロットでは、21番のユニバース(宇宙)は完成を表しており、逆位置で出ると中途半端な完成であったり、井の中の蛙であったり、慢心や、逆に足るを知ることといった意味になります。
また、完成して0番の愚者に戻るという面もあります。

来年の対人運を占ったところ、大アルカナと王族しか出なかったので恐ろしいな、と思い深堀りしてみると、ユニバースに「足るを知れ」と怒られてしまいました。

対策のところに、逆位置のユニバース。

表層はワンドのクイーン。高慢な炎の女王。
意味は、プライドが邪魔をして寄り添えない、自分から動けないなどの意味です。
そして、中層にディスクの4[パワー]。
なんとしてもやりとおす力だったり、我を押し通すという意味になります。
周りを押し退けて顰蹙を買ったりするのかな…？
深層には、ユニバースの逆位置。
本来の意味は、小さな完成や、中途半端な出来映え、井の中の蛙。
今回のこれは、足るを知ることや、押し退けて我を通したところでできることは限られているよ、と言われている気がしました。
自分は完成した、少なくともこいつには勝っている。
そう慢心し緩めたとたん、大きく突き放されるレースが人生かな、とそう思いました。

21番の宇宙が完成したら、また0番の愚者に戻る。
自分は無知であると知ることが、まずは愚者から離れる第一歩なのだと、当たり前のことに立ち返りました。

ご精読ありがとうございます。

寒い日が続きますので、お体にはお気をつけください。