トートタロットⅡ 「女司祭」
こんにちは。
帰宅したら手洗いうがいしっかりやってください。
さて、今日の一枚は「女司祭」です。
どこかしら菩薩像のような、ウルトラマンのような表情が見えますね。
属性は地球の衛星「月」であり、アテュⅩⅧの月の高次に位置付けられております。
アテュⅩⅧの月は、曖昧さや幻影、虚偽といったマイナスかつ主体性のなさが悪い方に出ており、陰の頼りたい、飲み込みたい、同化したいといったネガティブな面を持つのに対し、アテュⅡの女司祭は俗っぽさに迎合しない完結した陰を象徴している。
純粋でプラトニックな愛を捧げる、周囲から知識や才能などを吸収する、変化や改造に才能を発揮する、古典や歴史など権威的、履修的なものに強いなど、陰のポジティブな意味を負う。
主体的に何かを発信したり創造する陽に比べ、受動的な陰は侮られがちです。
しかし、0から1を産み出す陽と、1を100まで洗練させる陰があり、バランスが取れてこそ、世界は完成するのです。
なにかを成し遂げるには、なにかを履修し突き詰めていくことが近道で有るのかもしれません。
ご精読有難うございました。