棒「WAND」

こんにちは。

今日は、小アルカナについて見ていきたいと思います。

タロットには、大アルカナと小アルカナがあります。

大アルカナは、皆さん良く目にする「愚者」だったり、「魔術師」だったり、「隠者」だったり、「運命」だったり。タロットと聞いて出てくるものがこれかな、という気がします。
大アルカナはアテュとも呼ばれます。

それら大アルカナ22枚のほかに、4元素を表す56枚のカードがあり、それぞれに数字毎の意味を持ちます。

4元素とは、「火」「水」「風」「土」です。
東洋では5元素(五行)で「木」「火」「土」「金」「水」なので、ちょっと幅が広いですね。
姓名判断ではこの東洋の五行での相性を見ていきます。

話が逸れてしまいました。
西洋では、アダムは土から作られて、天使は火から作られた、などといわれております。
「火」が一番神に近い存在であり、「土」は一番世俗的なものです。

宇宙がビッグバンという激しい火球から生まれた事から、4元素の最も原初的なエネルギーです。

タロットカードでは棒「WAND」が「火」を司ります。
トランプで言うと、♣️ですね。
火のように、その性格は、能動的、未来志向、目標に向かって突き進む、やがて燃え尽きるように飽きやすい。などの性質があります。

ワンドの女王とワンドの3
炎のモチーフが印象的ですね。

ワンドの女王は、ワンドが炎、女王が水を司る事から「火の宮のなかの水」を象徴します。
星座で言うと、魚座～牡羊座の間に位置します。
2月下旬～4月下旬くらいですね。
強いプライドから肥大化した自意識、というキーワードがあります。

ワンドの3は、火が３つ重なり、調和した姿を表します。
春の訪れのように、新たなスタート、純真なエネルギーを意味します。
星座で言うと、牡羊座の太陽を表します。

ワンドは、根暗な意味があまりないのですが、ポジティブ過ぎて周りの空気が読めてない、元気の押し売り、高圧的に自分の正義を押し付けるなどの意味がありますので、これが沢山でる場合周りから眉をひそめられてないか自省してくださいませ⭐